信楽焼の特徴

信楽焼の特徴


自分の中での陶器は、陶芸・民芸と言われる「芸」としての作品というイメージがあった。一般的に使われているのが磁器などの大量生産の器で、行事などのイベントの時だけ棚の奥から出てくるのが陶器というのが家庭における器の風景だった。
もう随分前になるが、栗原さんの「ごちそうさまが、ききたくて。」という本をみた。その本では、ポッテリとした土の器に料理が美味しそうに盛られていた。

プロジェクトに


あの本は、普段の生活に土の器を取り入れる事の素敵さに気付かせてくれる本だったと思う。あの本をみて陶器の世界にハマった人も多いのではないだろうか。陶器の器が料理を盛るのに、やはり美味しそうにみえる。当たり前の事のようだが、まだまだ一般的に家庭で陶器が使われるようになるには、越えなければならないハードルがあると思う。そのハードルを越えるプロジェクトが自分の中で立ち上がった。 …つづく

2019.06.06